筋肉を健康に維持するビタミンC

おじいちゃん

いくつになっても元気に活動するためになくてはならない筋肉。

 

人生100年時代の今、筋肉を維持することの重要性はますます高まっています。筋肉が減ってしまう原因は、加齢や運動不足など様々ですが、

活性酸素による筋肉のダメージも大きく関わっていることがわかってきました。

 

身体を動かすために酸素を多く消費する筋肉は、活性酸素が発生しやすい組織でもあります。その活性酸素のダメージから筋肉を守るために、ビタミンCが重要な働きを担っている可能性が報告されています。

ヒトと同様に、体内でビタミンCを作ることができない特別なマウスを使って、ビタミンCの摂取が筋肉量と運動能力に与える影響を調べた研究結果があります。

 

マウスを2グループに分け、一方にはビタミンCを与え、もう一方はビタミンCを与えずに12週間飼育しました。ビタミンCを与えたグループと比較して与えなかったグループでは、後ろ足の筋肉量が大きく減少していました。また、持久力や筋力などの運動能力も劣っていました。さらに与えなかったグループでは、筋肉中の活性酸素の量が多く、それによる筋肉のたんぱく質のダメージが大きいことも明らかになりました。

 

ビタミンCを与えていなかったマウスに、その後12週間ビタミンCを与えると、筋肉の減少や、運動能力の低下は改善され、筋肉中の活性酸素の量も正常に戻りました。

 

このように、ビタミンCを十分に摂取することは筋肉を維持し、運動能力を良好に保つために重要であることが分かりました。

筋肉の維持にはその材料となるたんぱく質をきちんんと摂り、適度な運動を行うことが基本ですが、それと合わせて、ビタミンCも意識して摂り、残暑を乗り切りましょう!