外反母趾が注目され始めたのは最近のことです。下駄や草履を履いていた時代は、日本には外反母趾はないとされていたのです。外反母趾は決して怖い病気ではありませんが、ひどくなると足が痛くて歩けなくなったり、足が変形して普通の靴が履けなくなったりします。
セルフケアをお伝えする前に、外反母趾について少し学んでみましょう。
突然ですが、、、外反母趾クイズです。
間違っているものはどれ?
- 男性も外反母趾になることがある。
- ストッキングも外反母趾の原因になる。
- ハイヒールを履くのをやめても外反母趾は改善しない。
- 外反母趾を予防するためには、足首のあたりがゆったりした靴が良い。
答えは4番
外反母趾の予防の為には、足首をぴったりと支えて、足が靴の中で遊ばせないピッタリフィットな靴が適しています。
いかがでしたか?
正解した人もいれば、間違えた人も多いのではないでしょうか?
ちなみに妻は「3番やろ!」と自信満々におもいっきり間違ていました(笑)
そう思うと、意外と外反母趾って聞いたことあるけどよく知らんとか、足の親指が痛くなるやつやろ?とか、足の指が曲がるやつやんな?ぐらいで、おおまかには間違ってはいないですが、間違った情報を信じてしまっていたりするので、鵜呑みにするのではなく、少し自分で調べてみるのもいいかもしれません。
私が思う外反母趾の原因は、足の指が使えていないことにあると考えています。
なぜかと言うと、昔は靴を履く習慣がなく草履・下駄で生活をしていたため、鼻緒を足の親指と人差し指で挟んで、しっかり足の指を使って生活していたので外反母趾と言う言葉も概念も
なかった。
現代人は靴が発展してしまい、足の指を使うのをやめてしまったので、外反母趾が生まれたのではないかと思います。
外反母趾の痛みを軽減させる為に、サポーターやテーピング、外反母趾用の靴下まで商品化されています。それらを駆使しながら足の指を使うトレーニングを行い対策していくと、外反母趾の痛みとサヨナラできると私は思います。
皆様に足の指を動かすトレーニングをお伝えしていきたいと思います。
外反母趾じゃなくてもトレーニングを続けていただくと、足のむくみや足先の冷え解消、ふくらはぎの血流が良くなれば肩こりにも効果がありますので、ぜひやってみて下さい。
親指の可動域を広げて、踏ん張って歩けるようにするために、下記の運動を習慣に、指先ではなく指の付け根から深く曲げることがコツ。
足のグー・チョキ・パー体操
- 親指の付け根から深く内側に曲げる「グー」の運動
- 親指と他の指を反対側へ動かす「チョキ」の運動
- 親指と他の指を左右に開く「パー」の運動
を交互に繰り返す。反対足も同様に毎日5分ずつ行う。
今年の夏は、今のうちに外反母趾を治し、サンダルや下駄を履いてお出かけしてみてはいかがでしょうか?
お電話ありがとうございます、
そのべ整体院でございます。